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稼働率日本一達成はどうやって実現したのか

先日、当社代表の吉田が『アミューズメントジャパン』で対談をいたしました。その内容が12月号の紙面に掲載されました。ここでは、当日の対談内容をご紹介いたします。

九州、沖縄、東京でホール6店舗を経営するビープラス・グループ(本社:大分市)が運営する「レッドロック学芸大学駅前店』(東京都目黒区)は、東急東横線の学芸大学駅前の商店街にある設置台数143台のパチスロ専門店。2022年にオープンしてわずかの期間で単日稼働率日本一を達成した。 同店に伴走したのはフリコユラスの吉田真晃代表。安達丈俊店長と吉田代表がたどったサクセスストーリーに迫った。

ビープラス・グループと吉田さんとの出会いは?

吉田

店長さんの営業力向上の一環として研修をさせていただきました。

安達

「客数を落としてもシェアは落とすな」というところからスタートしたと記憶しています。今でもずっと残ってるのは、「お客様に応援されるお店作りをしないといけない」ということ。それは僕の中でずっと残っているマインドになっています。

やる気を出させるプロ

当時、研修で意識したポイントは?

吉田

店長さんたちのポテンシャルがとても高く、特に行動力がとても素晴らしいという印象でした。会社の方針を商圏に落とし込み数字化することで、みなさんの行動を加速させるお手伝いをさせていただきました。

安達

当時は自信が持てていなかったんだと思います。それまでの自分と、吉田さんと出会ってからの自分では、自信だとか、やり切る覚悟のマインドが大きく変わりました。吉田さんは僕を煽るのが得意なんで(笑)。やる気を出させるプロですね。自分にとっては衝撃的な研修でしたし、吉田さんはそれまで接したことのない人柄でした。

研修の成果はどうでしたか?

安達

研修から半年後の12月、大晦日の日に、店長になって3年目ようやく会社求める業績を達成したんです。大晦日にカウントダウン集客があり、ワクワクしながら数値を見て、除夜の鐘が鳴る前に吉田さんに電話してました(笑)。

吉田

安達さんはとても向上心が強く、行動力に優れていました。数字は無理と言う考えはなく、どんな数値でも、どうすれば達成できるのかを考えていましたから(笑)。チームとして部下を動かせる力も持っていました。みんなが店長の笑顔を見たいよねという雰囲気でしたから。

目標をメンバー全員が共有

その後、2022年12月に東京初進出、レッドロック学芸大学店の店長として赴任されました。どんな思いでしたか?

安達

店長としてグランドオープンを任されたことはなかった。グランドオープンのスタッフも経験したことがなかった。オープン前はその日何をするかも明確でない状況でした。でも吉田さんが相談に乗ってくれて、いろいろと環境を会社で作ってくれたので、なんとかオープンにこぎつけることができました。

吉田

駅前唯一のパチンコ設置店という立地なので、どうやって顧客を呼び込んでいくかというプランニングに大きく苦労していましたが、安達さんはそこに着実に取り組みながら、社員と一緒に沢山アイデアを出しました。そしてそのすべてがメンバー全員に伝わっていたことに驚きました。

チームづくりではどんなことを心がけましたか?

安達

とにかくコミュニケーションです。そこにだけ特化していました。食事は一緒に食べましょう。休憩は一緒に取りましょう。チームで集まって話をする時間をめちゃめちゃ大事にしていました。

店舗名にあやかって、6月9日を大切にされています。その日は2年連続で単日稼働率日本一。その要因は?

吉田

すごいと思った。設定目標を細かくチームで共有していて、この日には絶対この数値を達成するということを、アルバイトさんも含めて全員が楽しんでいることでした。9月6日に陣中見舞いに行ったら、全員がスコップを持って走っていて、話もできない状態でしたから(笑)。

安達

日本一の稼働に挑戦していたので、1秒でも稼働を止めないように全力でした。

吉田

レッドロックを漢字で書くと「赤岩」で、その漢字二文字が入ったTシャツを作って景品に出したんですよ。するとお店の記念日にはたくさんのお客様がそのTシャツを着て来店されていました。普通のお客様が「ここ並んでいいですか?」と聞いてきましたから(笑)。お店の推し活ですよね。

安達

ビープラス・グループでは顧客接点を大事にすることが大きな方針なので、当店の全スタッフがお客様の名前も顔もわかっています。吉田さんの人材育成研修も役立っていますね。

吉田

安達さんは学芸大学駅前の商店街で、いろんなお店の店員さんと仲良くなっています。コンビニの女性スタッフに「今日はバイト終わったら、ディスクアップですか?」と話しかけるとか(笑)。完全に地元のお客様を掴んでいますね。

今後はどんなお店にしていきたいですか?

安達

とにかくお客様の信頼を裏切らず、お客様に楽しんでいただけるお店ですね。同時に、スタッフが楽しんでいることに意味があると思っています。一緒に準備してくれているスタッフたちがしんどいだけでは申し訳ない。お客様たちがたくさん来店してくれたとか、楽しそうだったとか、それで稼働日本一になったらなお嬉しいですから。

吉田

最近は「小型店は難しい」と言われますが、安達さんは小型店だからこそやれることがあると考え、ワクワク作っていこうとしています。他店には真似できないような戦略や工夫、発想、機転を駆使して、従業員と一緒に素晴らしい勝ち方をされています。今後もこの道を究めてほしいですね。

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